オススメの新卒向け就活エージェントの使い方!実際の利用体験談も踏まえて解説します

エージェント

本記事は、

◆ 就活エージェントのサービス内容
◆ 実際の利用体験談

について記述しています。

 
 
新卒向け就活エージェントサービス(以下、就活エージェント)を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
就活エージェントは、専任のコンサルタントがあなたの就活全般をサポートするサービスのことです。
ほとんどのサービスが完全に無料ですし、コロナ禍で難しくなった就活を成功させるために効果的です。
 
とはいえ、就活エージェントはどういったことをサポートしてくれるのかイマイチ想像つかない人も多いでしょう。
そこでこの記事では、就活エージェントの説明概要から筆者が使った経験談、使い方について徹底解説します。
 
 

新卒向け就活エージェントとは

冒頭でも紹介したように、新卒向け就活エージェントとは、キャリアコンサルタントが就活全般をサポートするサービスのことです。
サービスに登録すると、就活生1人1人に「担当エージェント」がつきあなたが内定をもらえるまで、無料でサポートしてくれます。
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では、まずはじめに就活エージェントについて、

✔ 仕組みはどうなっているのか

✔ 具体的にはどんなサポートが受けられるのか
✔ サービスを受けるメリット・デメリット

を解説していきます。

 

就活エージェントの仕組み

エージェント
就活エージェントが無料で就活生をサポートできる理由は、就活エージェント会社は企業から『紹介料』としてお金をもらっているからです。
 
そのため、就活エージェントは企業に就活生を紹介する「橋渡し」のような役割をしています。
 
じんと
じんと
このとき疑問に感じるのが「就活エージェントから紹介された企業に、入社しないといけないのか?」ということですよね。
結論から言いますと、紹介された企業への入社を強制するものはありません
 
サービスや担当者によりますが、自分で応募したり大学からの推薦だったりする企業のサポートをしてくれることも多いです。
ただし、せっかくの機会ですし、1社ぐらいは就活エージェントから紹介された企業を受けておくことをおすすめします。
 

具体的なサポート

就活エージェントから受けられる具体的なサポートは、以下の通りです。
 

✔ 就活相談(キャリアカウンセリング)

✔ 厳選された求人の紹介
✔ 履歴書やESの添削
✔ 面接対策(オンラインも対応)
✔ 企業への推薦
✔ 内定後のフォロー

細かい部分はサービスによりますが、基本的には以上のようなものを受けられると覚えておきましょう。
 
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就活スケジュール
 
また、サービスによっては

✔ 登録者限定の合同説明会

✔ 自己分析や面接対策のセミナー
✔ 企業の人事や役員との座談会

といったイベントも行っています。

 
じんと
じんと
今のご時世だとオンライン開催も多いかもしれませんが……。
イベントでは同じセミナーを受けていた就活生と情報交換したり、企業とコネクションができたりしますので、ぜひ参加しておきましょう。
 

就活エージェントを使うメリット・デメリット

就活エージェントを使うメリットは、以下の5つです。
 

✔ 自分の知らない会社や仕事と出会える

✔ 内定までの時間が短い
✔ 自分に合った企業を紹介してくれる
✔ 書類や面接を「プロの目線」で見てくれる
✔ 不採用だと理由を教えてくれる

 
どれも大きなメリットですが、1番は「自分の知らない会社や仕事と出会える」こと
 
新卒の就活は、社会人経験がないからこそ「名前を聞いたことがある大企業」や「自分の専攻を活かせる仕事」ばかりを選びがち。
しかし、名前の聞いたことある大企業でも、自分と合わなかったり、自分の専攻を活かす仕事に進んでも面白味を感じなかったりすることも多いです。
 
じんと
じんと
実際私も機械系の専攻でしたが、入社してからは採用の仕事に興味を持ちました(今はWebライターという全く違う仕事をしています)。
 
そして、就活エージェントは「あなたに合った企業」を紹介します
もちろん、あなたの希望に基づいてですが、今まで知りもしなかった仕事に魅力を感じるかもしれません。
異業種への転職が難しい今のご時世だからこそ、新卒の就活で多くの会社や仕事を見ておきましょう。
しかし、就活エージェントにはデメリットもいくつかあります。
 

✔ 大手企業の紹介は多くない
✔ 内定辞退を言いづらい場合がある
✔ 人によっては連絡が多いと感じる

 
ただし、基本的には「自分の人生は自分で決める」ことが大事
人生の一大イベントだからこそ、断るときはしっかりと断るようにしましょう
 
詳しくは後ほど紹介しますが、あくまで「サポート役」として使うことがおすすめです。
 
 

新卒向け就活エージェントを使った体験談

内定
次に、私が新卒向け就活エージェントを使った体験談を紹介します。
 

私が就活したときの状況・条件

前提条件として、私が就活したときの状況・条件です。
 
 
私の就活条件
✔ 2017年卒 国公立大の大学院、機械系出身
✔ 部活は非体育会系でコネクションは特になし
✔ 希望職種は設計開発・生産管理
✔ 関西もしくは東海での就職を希望
✔ 「選考を活かせる」「大企業すぎない」「ワークライフバランス」が就活の軸
 
 

就活エージェントをどう活用したか

じんと
じんと
私が就活エージェントを知ったきっかけは、面接で失敗しインターンシップの選考で不採用となってしまったことから、面接対策のセミナーを探したことでした。
その中でも、全体セミナーと1対1の実践的に指導の両方が受けられることに魅力を感じた1社のサービスに絞って利用しました。
 
面接対策を筆頭としてセミナーにいくつか参加したことはもちろん、登録者限定の合同説明会や企業人事との座談会といったイベントにも参加しました。
特に「登録者限定の合同説明会」は、一般的な合同説明会と違って参加人数が限られているため、人事担当と顔見知りになったり質疑応答の時間が長かったりしたのがよかったです。
 
それだけでなく、就活で悩んだ時に親身に相談にのってもらえたり、本命企業の最終面接前日に面接対策をしてもらえたりで、安心して就活を進めることができました。
 
 
また、就活エージェントから紹介していただいた企業にも1社だけですが応募しています。
創立100年以上の老舗メーカーで、ニッチな分野で高いシェアを誇っていたことや、社員の人柄に惹かれたことが応募理由です。
 
 
正直、就活エージェントに登録していなければ、存在を知らずに就活を終えていたと思います。
紆余曲折あって1次面接後に選考を辞退しましたが、担当者から「私を高く評価して、是非内定を出したかった」というフィードバックをいただき、その後の就活を進めるうえで大きな自信となりました。
 

就活エージェントの感想

私が就活エージェントを利用して1番感じたのは「安心感」です。
 
社会人経験がない新卒の就活では、仕事の内容も想像がつきにくいですし、「人事が求めていること」と「自分がアピールしたいこと」によくズレが生じます。
内定がもらえるかどうか不安になったり、思うように選考が進まず辛い思いをしたりするでしょう。
 
私もインターンシップの選考で何社も落とされたときは、内定をもらえるのか不安でした。
しかし、キャリアアドバイザーからプロの目線でアドバイスをもらえたりセミナーで知り合った就活仲間と情報交換したりすることで、安心して就活を進められました。
その結果、第1志望の企業から内々定をいただけています。
 
じんと
じんと
もし、就活で漠然とした不安や迷い、悩みがある人がいれば、ぜひ活用してみてほしいですね。
 

新卒向け就活エージェントの使い方

最後に、新卒向け就活エージェントの使い方についてです。
 
私のおすすめは「自分で就活を進めつつ、サポート役として活用する」こと。
最大限活用するために、この章で紹介する3つのポイントについて実体験を交えながら紹介します。
 

ポイント①:書類や面接対策をしてもらう

添削
1つ目は「書類や面接対策をしてもらう」ことです。
 
キャリアアドバイザーは今までたくさんの書類や面接を見てきていますので、あなたの魅力を面接や書類で最大限に引き出すことができます。
そして、企業の人事担当と接する機会が多いことから「人事に1番刺さるアピールの仕方」を知っており、他の応募者と差をつけることができるでしょう。
 
また、面接対策は学校のキャリアセンターでもできますが、多くの学生が利用していることから予約が埋まっていることも。
活用できるサービスは遠慮せずに、最大限活用しましょう。
 

ポイント②:イベントやセミナーに参加する

会社説明会
2つ目は「イベントやセミナーに参加する」ことです。
 
体験談でも紹介しましたが、イベントやセミナーに参加することで新たなつながりを増やせたり、知らない企業を知ったりできます。
登録者は無料で参加できることが多いので、時間の許す限り参加するようにしましょう。
 

ポイント③:最低1社は応募する

履歴書
3つ目は「最低1社は応募する」ことです。
 
中には、「就活エージェントのサービスだけ活用して、1社も受けない」という人もいるでしょう。
しかし、キャリアアドバイザーも人なので、打算的な人にはそれなりの対応しかしてもらえないかもしれません。
 
また、何よりあなた自身の可能性を狭めてしまっています。
日本の会社のうち99%が中小企業と言われており、世間的に名前は知られていないけどニッチなシェアを持っていたり、働きやすい職場だったりする会社もたくさんあります。
 
逆に「名前が通っている=安定したホワイト企業」とは決して言えません
就活の時に大手病に陥り、入社してから後悔している人もたくさん知っています。
 
 
新卒の就職活動は、色々な会社や仕事を知る1番のチャンスです。
せっかく就職エージェントを活用するのであれば、最低1社は紹介してもらった企業に応募するようにしましょう。
 

まとめ:就活生は新卒向け就活エージェントをぜひ活用しよう

この記事では、新卒向け就活エージェントの概要から体験談、使い方を解説しました。
 
就活エージェントは、登録した就活生一人ひとりに担当者がつき、無料でサポートしてもらえるサービスです。
書類添削や面接対策はもちろんのこと、今まで知らなかった企業や仕事を知るきっかけを与えてくれます。
 
私も就活エージェントを利用しましたが、活用してよかったなと心から感じています。
 
一生に一度の新卒での就活。
就活エージェントを「サポート役」として活用しながら、視野を広げてみませんか?
 
この記事が、新卒就活エージェントを知る助けになれば、私は幸いです。