本記事の読者
◆ 楽天に就職したい就職活動生
◆ これから面接に挑む方
◆ 内定者の実際の体験談を知りたい方
を想定した記事となっています。
この記事を書いた人
楽天内定の経験があります。(個人情報の特定を防ぐため、入社年次等は伏せます)
楽天就職の概略、倍率、ならびに注意すべき点について
募集要項
楽天グループの採用では、「ビジネス総合コース」と、「コース別採用」を設けています。
楽天市場を始めとするインターネット事業、デジタルコンテンツ、楽天モバイル等の通信事業、楽天証券・楽天銀行などのFinTechをはじめとした、楽天グループ約70以上のサービスに関係する全職種が配属対象となります(いわゆる新卒一括採用方式)。 ≪業務内容≫
・コンサルティング営業職
・企画職
・マーケティング職
・クリエィティブ職
・コーポレート職(人事/総務/法務/経理/財務) など
今年度のコース別採用は5コースです。
– FinTechコース(採用予定人数:50名程度)
– 知財コース(採用予定人数:若干名)
– 法務コース(採用予定人数:若干名)
– 財務経理コース(採用予定人数:若干名)
– クリエイティブコース(採用予定人数:若干名)
想定倍率 ※あくまで参考まで
募集人員は、今年度未定 とのことですが、およそ300〜400人の間で推移しています。
倍率に関しては、実質倍率(エントリーシート通過後)はおよそ20〜30倍程度のようです。
エントリーシートを含めた倍率は明らかになっていませんが、一説には100倍近くに達するという声もあります(信ぴょう性検証できない情報のため、ソースは非開示とします)。
採用の特徴
英語が足切りで非常に厳しい傾向にあります。
TOEICの点数は650点以上は必要でしょう。
また、650点以上を取らないと、内定通知がでません。かなり厳しいです。
また、入社までにTOEIC800点を取得することを求められます。
よって、英語に関しては就活前から準備しておく必要がありますので、気をつけましょう!
エントリーシート対策
Web記述となりますが、非常にオーソドックスな設問となります。
私の年は「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」「どのカンパニーに興味があるかとその理由」などを記入しました。
特に奇をてらう回答を用意する必要はなく、面接で話したいと思っている内容を簡潔にその用紙に盛り込めばよいと思います。
ただ、私のときは、選考が進むと一つ書かされるものがありました。
それは三木谷社長の著書を読んだうえでの感想文のようなものです。
私は特に面接で触れられることはなかったのですが、企業研究には非常にわかりやすい内容でしたので、就活生が準備として以下を読まれると良いのではないかと思います。
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面接の内容
1)1次面接
社員:中堅社員1名、形式:グループ面接、時間:30分(一人10分程度)
最初に学生時代頑張ったことを1分程度で話すように言われます。
その後は、その内容の深掘りです。特に変わった質問はなかったですが、優秀な社員の方々なので、時折鋭い質問が飛んできました。
ですが、普通にコミュニケーションが取れれば問題ないと思います。
また、他の人の番の時の姿勢も見られているので、自分の話ではないからと言って気を抜くのは禁物です。
2)2次面接
社員:中堅社員1名、形式:個人面接、時間:30分
前回同様、学生時代頑張ったことの深掘りが最初にあり、それが大体10分程度です。
ここは私の場合ですが、エントリーシートに記入していない「学生時代頑張ったこと」をもう一つ話してくれ、と言われました。
ちょっとドギマギしましたが、非常に易しく対応してくださったように思います。
それに加えて、志望動機、つまり「なぜ楽天で働きたいのか」を聞かれます。
私は「ECの可能性に魅力を感じたから」という話で攻めましたが、結構シビアな突っ込みを結構もらいました。
したがって、しっかり対策していくことを勧めます。
そして最後の5分くらいで逆質問の時間があります。2-3個は用意していくと良いと思います。
3)最終面接
社員:役員クラス、形式:個人面接、時間:30分
1次、2次は広いスペースをパーテーションで区切ったようなスペースで行われますが、最終面接は完全個室で行われ、それだけで緊張感があります。
面接の内容としては、学生時代頑張ったことをサラッと話し、それ以降は基本的には志望動機でした。
そこをしっかり話しきった後は、逆質問でした。楽天に入社する上での不安や、今後どのように就職活動を進めていくかなど、真摯に答えてくださりました。
これが終わり、1週間ほどすると、連絡が来て、人事との簡単な面談を終えた後問題ないと判断されると、内定を頂くことができます。
まとめ
また、英語への要求が高いです。TOEICの点数は少なくとも650点以上は就活前に取得しておく必要がありますので要注意!